JR函館駅前・大門地区ほか再開発計画のニュース・リンクまとめ 2012/12版

函館の再開発の様子についての最新記事はこちらです


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函館市の中心市街地として長い歴史を持つ一方、時代の変化とともに衰退し続けてきたJR函館駅前・大門地区。2015年に北海道新幹線新函館(仮称)開業を控える2012年末現在、函館市の中心市街地活性化を目的とした複数の再開発・活性化計画があります。全ての再開発計画が計画通り実施されるとは限りませんが、とりあえずは函館新聞社ニュースと外部リンクを元にまとめておきます。

1.JR函館駅前再開発事業(JR函館駅横市有地+JR北海道土地)

JR函館駅横の計9887平方メートルの再開発事業。「応募はペシェ・ミニョン1社のみ」とのことで、「15年5月の開業を予定」。

2.和光ビル(WAKOビル)建て替え計画

11/13に「(仮称)函館駅前若松地区第一種市街地再開発事業の一般業務代行者を西松建設に決めた」「14年度に着工し、15年度の一部施設のオープンを経て、16年度の完成を予定」と業界メディアで報道があった。現在は該当ニュースページなし。「駅前・大門地区の活性化を目標に、マンションと商業施設の複合施設とする計画」とのこと。

3.グリーンプラザエリア
(JR函館駅前・大門地区の「中心市街地トータルデザイン」)

駅前通とグリーンプラザ周辺の総合的な再整備計画で、2013~2017年度まで。

4.再開発・活性化計画やその他事業

中心市街地活性化事業

JR函館駅前エリア

本町・五稜郭エリア
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その他エリア ほか

関連資料・リンク


もう長年続いてる傾向なんですが、函館のその扇形の地形に従うかのように、住宅地はもちろん、家電や衣服から食料品までショッピングスポットはどんどん外側(中心市街地以外の郊外)に、魅力的な店やスポットがメキメキ出来て新陳代謝しているのですよね。学校から医療機関、福祉施設も外へ外へ移転したり新設されたり…地元住民はお金も時間も産業道路の外側で多く使っている。函館圏のこの構図は、感覚的には今後もそう簡単に変わらないように思える。むしろ加速する可能性すらあって。そんな中で変えられていく函館駅前・大門の未来が、少し心配。