函館西部地区編■函館エリアの再開発・建設計画情報まとめ2017年冬

2017年冬現在、ベイエリアや元町ほか函館山を囲む地域である西部地区の再開発・建設計画は大きく3つです。最も事業が大きく期間が長いのは、西部地区の大半を占める住宅地を対象とした再整備計画。一時ビバリーヒルズとかなんとか伝えられたものですね。住宅地再整備が必要な理由にはかなり深刻な事項が並びます。
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ベイエリア岸壁改修工事

この秋から本格的な工事がはじまった、ベイエリア・西波止場裏から旧桟橋までの間の岸壁改修工事。完了予定は2019年度中。街づくり計画「ガーデンシティ函館」の一環でもあり、工事完了後はデザインされた遊歩道や散策空間が整備されるとのこと。旧桟橋自体も改修入るのかな?

函館市西部地区の住宅地再整備

函館山を取り囲むように広がる西部地区の住宅地を大規模に再整備。区画整理的な手法を用いて数年度をかけて行うとのこと。報道当初「ビバリーヒルズ」という言葉が一部ネット上でも話題になりました。
函館市の中心市街地では深刻な人口減少傾向が続いており、連動して空き家が増加。倒壊の恐れがある空き家はもちろん、古い建物が多くまた小規模な建物が傾斜した土地に密集する西部地区ではなおさらに深刻度が高いのでは。
空き家問題の改善と定住人口増加の2つの目的を持つこの事業、移住促進も絡めるでしょうが、ぜひ成功させて歴史ある西部地区を”適度に”リフレッシュさせてほしいものです。

西部地区に民間による70戸規模の「移住村」計画、新年1月に報道

お正月明けに北海道新聞で報道された、民間による西部地区での「移住村」開設計画。
「景観に配慮した低層マンションや一戸建て住宅約70戸分を建設、入居者を全国募集する」とのことですが、詳しい資料等の発表はまだありません。また、函館市が計画策定中の西部地区での大規模な住宅地再整備とどう関連するか、すでに調整が進められているのかも気になるところです。

JR函館駅からアクロス十字街前交差点までの電線地中化工事

2030年度までの長期で推進される函館市の街づくり計画「ガーデンシティ函館」の一環。電線の地中化、歩道周辺のデザイン性アップが図られる模様(函館駅前通りで同様の工事が18年度完了予定)。2017年度着工予定と報道にありますが、本格的な工事開始はもう少し先になるようです。

電停交差点で空にクモの巣のように広がる電線ネットも函館らしい光景ではありますが。