函館市エリアのホテル開発計画その後 2020年夏

観光地としての人気上昇にインバウンド需要が拍車をかけてまさにホテル建設ラッシュとなっていた2018~2020年の函館かいわい。新型コロナウイルス感染リスクに襲われ宿泊需要が壊滅的な打撃を受け続ける中、各ホテルの建設計画の進行に変化が見られるか、現地を見つつざっと追いかけてみました。

ホテル建設計画マップ・函館市内(2020/8/23更新)

2020/8現在建物完成済みの模様。9階・190室規模

最大250室/2022年夏

2020/8現在 空地。ルートイン系列、約250室、2020年以降

ホテル入川跡地。2019年夏着工、2021年夏開業予定

旧三越入居の建物を改装、約25室。

サンケイビル・伊藤忠都市開発・伊藤忠商事の3社に所有権

2020/8現在空地、未着手。首都圏の不動産業・グランイーグルが取得

建物完成済みの模様。175室・温泉、2020年夏予定

286室・温泉・レストラン

1~2Fの商業フロアを含む16階建・約200室のホテル棟計画

現在空地、2020/8時点工事未着手

11階建210室。2020年春

261室・温泉・2019/12オープン予定

13階建336室・温泉・2019/10/1オープン

2019/12/9オープン予定。277室

函館駅前・大門エリア

最も新ホテルが集中するエリア。4件のホテルがオープンし、1件が計画中、1件は動きなし

大手町(函館駅からベイエリアまで)

人気観光スポットが集中する西部地区に近いエリア。1件が開業済み、2件が建設中、1件が不明

  • [開業済]センチュリーマリーナ函館
    286室・温泉・レストラン
    公式サイトじゃらん該当ページ
  • [開業済]東急ステイ函館朝市 灯の湯
    建物完成済み、175室・温泉。2021年春開業予定?
    公式サイト/じゃらん該当ページ
    ※2021/4/26オープンしました:公式サイト
  • [建設中](仮称)函館大手町ホテル
    はこだてビール隣。地上10階/地下1階
  • [不明]不動産業のグランイーグル(東京)が土地取得。ニチロビル裏手海側

    センチュリーマリーナ函館目の前。現在空地、所有者看板あり、建築計画掲示なし。撮影2020/2/21。

本町・五稜郭地区

繁華街のひとつで史跡・五稜郭に近いエリアで既存ホテルも多い。1件が開業済み、1件が建物完成済み

湯の川温泉地区

人気の海沿い温泉宿エリア。近年は団体客から個人客へシフトしつつある印象。1件が建設中、1件は状況不明。2019年から既存ホテルのリニューアルも続いていました。

北斗市(新函館北斗駅前)

北海道新幹線駅「新函館北斗駅」そばに集中してホテル開業が進む。

木古内町


【更新】

  • 「東急ステイ函館朝市 灯の湯」開業について追記しました(2021/5/8)
  • 「スマイルホテルプレミアム函館五稜郭開業」について追記しました(2021/5/8)
  • 「函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート」について追記しました(2021/5/8)
  • 写真を2店追加しました(2020/8/26)
  • 若松町、大京によるホテル計画を追加/情報提供頂き追加しました(2020/8/22)
  • 東急ステイ函館朝市 灯の湯・開業済み→建設中/ご指摘頂き修正しました(2020/8/22)