2013春のバル街ではしご酒しましたよ。【前編】
日没後のアクロス十字街にこんなに人が集まる日は、1年に2回ほどしかないでしょう~。それは、西部地区を中心とした飲食店で1枚およそ800円(5枚綴りで当日券4000円/前売だと3500円)のチケットを使って「はしご酒」を楽しむイベント『バル街』の日。今回で19回目を迎え、函館の春と秋の風物詩のようなイベントとなっています。
というわけで(?)今回も「食べる・飲む」担当のyossyがはしご酒を楽しんで参りました!
「函館地域まちづくりセンター」がバル街のインフォメーションセンター「バル街i」として活躍。RPGでいうところの酒場とか宿屋とか、そんなイメージ。参加店舗のピンチョ(おつまみ)のメニューがずらりと張り出されており、バル街マップを広げながら仲間内で作戦をねったり、、、
はたまた「着物deバル」関連のイベントで講師の方のお話に聞き入ってみたり…。(あ、着物deバルに参加すると、ふるまい酒をいただけたりする特典があったようです。「次回はお着物で参加しようかな…」とつぶやく方々が多かったですよ~)
「バル街i」で予約していた前売りチケットをゲットし、いざ出発です。写真からは寒さが感じられませんが、寒いです。この時の格好はダウンジャケットにスカーフ。冬まかないです。同行してくださったkankanさんは「カイロ買いたい…腰寒い」と言いながら歩いていましたよ。
坂を登り、少し息を切らして到着したのが「peacepiece+nosukeya」さん。こちらで美味しい珈琲の店を営んでいる「peacepiece」さんと深堀町で美味しいお料理の店を営んでいる「nosukeya」さんがコラボで出店。
そして何故か私はアイスクリームのピンチョをセレクト。ソースがかかっていないアイスを見てレバーペースト!と思ったからというのは公然の秘密です……が、意外にビールと合う。負け惜しみじゃないのです。サッパリとした甘みの少ないアイスとキリッとした酸味のベリーソースでしたので、ビールにだってバッチリです。
2件目は「久留葉」さん。お蕎麦のお店で日本酒とおいしいアテを…。混んでいましたが、出てくるお客さんが口々に「待つ価値あり!旨い!」と言うので、通りすぎようとしていた人も立ち止まります。
日本酒は「奈良萬」。甘くてフルーティーで発泡性の日本酒。日本酒独特のくどさがなく、さっぱりと飲むことができる一杯。ピンチョは、彩野菜と枝豆のゼリー寄せ・牛肉のバーボン煮出汁大根添え・梅と大葉のケークサレ風。どれもはんなりとした味付けなのに、しっかりと素材の味を感じることができて・・・おつまみであっておつまみでない!技を感じてしまいました…。特に枝豆にもしっかりと味が付いていたのが印象的で、一手間かかってるな…!と。
次に向かったのは、このバル街で閉店するという「UJI飯」さんですが、続きは次の投稿で。