2013春のバル街ではしご酒しましたよ。【後編】
4月20日付のDAYsにも掲載した5件目の「shirokuma」さんでの一枚。寒い夜でしたが、お酒を飲み続けるとわりあいどうでもよくなるもので、函館港が見渡せるテラス席にも多くのお客さんが出てきていましたよ。
さて、大三坂中腹にある「久留葉」さんで発泡性の甘い日本酒とピンチョに舌鼓を打った後の我々が向かったのは、19日のバル街をもって閉店するという「UJI-HAN」さん。行く道々でバル街ではしご酒を楽しむ多くの人々と行き交いました。寒いので皆冬まかない。そして、笑顔です^^
雨がポツポツ落ちてきたな…と思いつつ気にせず歩きます。
着きました!思えば、店主さんがうじうじとした性格だから(本人談)付けたという「うじうじ飯店」という名前で、開店当初は多くの食いしん坊に謎のお店としての印象を与えてくれましたが、その正体は元洞爺湖・ウインザーホテルでも腕をふるっていたというシェフが作るお洒落チャイニーズ。個人的には「中華・中国料理」に対して抱いていた印象を吹いて飛ばされた感すらあるほどでした。
今回のピンチョは、エビチリを中心とした中華前菜盛り合わせ。緑色のディップはアボカドかな。それぞれの味わいは立っているのに、全てを一緒に口に入れても絶妙なコンビネーションを味あわせてくれるのはさすがの一品。またどこかで。
そして小雨の中向かったのは「ル・コントワール」さん。いつも感じるのですが、お店入口上部に輝くオレンジとも赤色とも言えないネオン管は、酒飲みの酒飲み心を煽ってくれます(笑)前回も訪れた店なだけに、今回は新規開拓を!と思っていたのですが、なぜだか知り合いが2人も今回はカウンター内で「中の人」を勤めるということだったので、ついヒヤカシに。
カウンターとテーブル2脚の店内は賑やか。肩を寄せあって見知らぬ人と杯を交わすのは、まさにバル街らしい雰囲気です。たまたま近くに座った方から函館公民館で19時半から開催していた恒例ライブ「春バルもチェンバル~チェンバル楽団ライブVol.11」の感想をうかがったり。
良い雰囲気で、一杯じゃ足りなくなったらしく、追加でお酒を現金オーダー。柔軟な対応感謝感謝、です。
ピンチョはチリコンカンにピザにフルーツサラダ!「おつまみ的一品」が続いていた舌に爽やかだったのがフルーツサラダでした。イチゴとキウイの酸味が不思議と白ワインに合うというミラクル!
外へ出ると兄弟ジャズカルテッドが演奏をスタートさせていました。物悲しく心に響くブルースともジャズともいえない旋律に身を委ねつつ。最後の1件へと向かったのでした。途中、「いろは」さん付近からも音楽ライブが聞こえてきたりして。
旧桟橋に程近い海の上にある「海のダイニングしろくま」さん。
ピンチョはイカスミのライスコロッケ!コクと旨味が凝縮されたライスコロッケでした。カナッペに乗っているのは生ローズマリーかなあ?爽やかで鮮烈な味わいで口の中をシャキッとさせてくれました。そして、海産物なら白ワイン…!
この時点でまだ22時ということで、飲兵衛の帰宅にはまだ早い!西部地区の別の店で飲むことも考えましたが、結局大門横丁へGO~!夜中の3時まで久しぶりの夜遊びを楽しみました(汗;
次回バル街は9月8日(日)。近年は金曜開催と日曜開催を交互にしているのかな?と。日曜開催だと、昼バルをまったり楽しめるお客さんも多くなりそうですね。何にせよ、次回も街と食と酒を楽しみましょう^^次こそは外ビール日和の暖かい日になりますように!