GLAY函館野外ライブ2日目!
GLAY函館野外ライブ2日目!参戦して参りました!というわけで、簡単ですが現地の様子をレポートしてみますね。
(ちなみに、前日のライブの様子はGLAY函館野外ライブ1日目!にて)
前日の情報を元に、思ったよりも観客席への入場に時間がかかることを想定し、多くの人びとがはやめはやめに会場へと足を運びます。上の写真はおよそ13時頃のもので、入場開始が13時半、開演が15時半ということを考えると、思っていたよりも人が多い印象でした。
ベイエリア付近からカラーコーンと警備員が配置され、車道の半分を歩道として利用。広いスペースだったとはいえ、誰もはみ出さず、きちんと歩き、そしてゴミが落ちていなかったのが……驚きです!雨を想定してライブオリジナルグッズのフード付きバスタオルを羽織って歩く方、オリジナルキャラクターのズラ~デイバックを背負って歩く方、みなさんそれぞれワクワクした雰囲気。
と、会場入りする少し前に、GLAY一色になった大門地区で開催されている「GLAY Lib Cafe」フードコートにて腹ごしらえ。なんせ、お昼から夜遅くまでなかなか食べられませんからねっ!
お腹にたまるもの…といえば、ビールとカレーでしょう~。「味彩」さんにて特製カレー。ミルキーでマイルド…と思いきやなかなかにスパイシー。普段お店でも出しているメニューらしいです。へへへ。野外ライブといえばビールですよねえ。もちろん、屋台は他にも出ていて、イカや貝類などを炙り焼いているケムリや、手羽先など心惹かれる品ばかり。
電車通りを挟んで向かいにあるグッズ販売エリアでは、またまた行列が。自称にわかファンの私もこの頃にはすでに、ツアーグッズが欲しくなっていたものの、列に並ぶ時間がなく断念。
市電も増発便が出ていたとはいえ、混雑して来ました。特別に函館市企業局交通部の職員の方々が下車が多いと予想される電停に立ち、電車を降りてから乗車賃を精算できるようにしてくれていました。スムーズに電車から降りることができ、感謝感謝です。
緑の島入口は車道側のゲートを閉じて歩道部分の扉から入場規制。そのため、緑の島の手前、元相馬倉庫だった場所で入場待ち行列ができます。写真からも伝わるかと思いますが、本当にみなさんきっちりならんで、ゴミひとつ落とさずスムーズなんです。。。噂でうかがっていた通り、GLAYERはマナーが素晴らしいってホントだったんですね。
ここから先は、一応撮影を自粛しましたので拙い文章ですが簡単にオサライレポ。緑の島に入場するとすでに客席への入場待ちの長蛇の列。一部列の最後尾がわからなくなり、混乱するというトラブルがありましたが、なんとかかんとか客席までたどり着くのに1時間(笑)。飲食エリアで少し楽しもうと密かに画策していましたが、厳しかったですw
入場はブロックごとに。チケットと手荷物のチェックを済ましいざ入場。入場ゲートからは黒船を模したステージが正面に見えますが……広い!私は一番後ろのブロックだったので、生GLAYを肉眼で見られないかな?と思っていましたが、花道が客席のおよそ真ん中付近まで伸びており、一番後ろでも結構ハッキリ姿を見ることができましたよ。
そして、昨日と同じように開演は30分遅れ。しかも、小雨が強くなってきました。が、やはりTERUが登場し歌い始めるとフッと雨がやみます。降ったり止んだり……。GLAYのメンバーはしきりに「函館山の姿をみんなに見せたかった!」と話してくれましたが、まるでその函館山が体を張って津軽海峡に停滞する雨雲から必死で会場を守ってくれているようにみえました。そんな函館山もついには耐え切れず、ライブ中盤のアップテンポの曲が始まる時間には雨が本降りに。
「雨の野外はGLAY史上初めてだ!」という言葉とともに、「せっかくだから、この雨を楽しみましょう!テンション上がるね!」とポジティブ部長のTERUさんらしい発言が飛び出します。同時に客席もヒートアップ。雨は激しく降って来ましたが、観客のボルテージは下がること無くノリノリに。最後尾に近い付近からステージ、そして客席を眺めていると、みんながまとう雨粒に照明の光が反射して、夜景は見えずともまさにMILLIUON DOLLAR NIGHT。
雨の野外は盛り上がる、なんて話はホントでした。
演奏されたナンバーは、古いおなじみのナンバーから最新のものまで、どんなファンでも心置きなく楽しめるセットリスト。このあたりも25000人という動員、そして函館開催ということへの気遣いなのかもしれません。憎いなあ。もちろん、テーマソングである「Eternally」には、皆静かに聞き入ります。そして、アンコールではファンならたまらないだろう曲目を。函館で聞くからこそ、演奏するからこそ……と言える曲の数々でした。
最後には、見ず知らずのはずのファン同士手を取り合って全員でバンザイ!
ライブ中、終始TERUさんが(そして、きっとマイクを付けていない他のメンバーも)口々に「ありがとう!愛してる!」と叫んでいたのが印象的。GLAYのライブに参戦するのは初めてだったのですが、GLAYERがあれだけマナーが良く評判が良いのは、GLAYがファンをとても大切に、愛しているからなのだろうな!と実感できました。そして、その心が、GLAYERのみなさんが函館を愛してくれる気持ちにつながるのかな?なんて感じて、本当にありがたい気持ちになりました。
あいにくの天気の2日間で、スカッとした夏の函館を見せられず、地元民の1人としては残念な気持ちです。そして、自然災害のための突然のJR運休によって、2日目に参加できなかったGLAYERの方々、帰宅の予定や宿泊の予定が崩れてしまった方々、どうか体調を崩さず無事にご自宅まで帰られますように。いつも人通りが少ない大門地区を笑顔で歩いてくれてありがとう。運営に関わった関係者の方々、お疲れさまでした。
ただ大きなお祭り騒ぎ!というわけではなく、なんだか色々な感謝を感じる函館史上最大の野外ライブ「GLAY Special Live 2013 GLORIOUS MILLIUON DOLLAR NIGHT Vol.1」となりました。次は4年後(?)がんばりましょうね!
さて、最後に……今日は頑張って雨雲をせき止めてくれた函館山(富士山?)のくっきりした姿をおまけで載せてみます。