JR函館駅前・大門、西部地区編■函館エリアの再開発・建設計画情報まとめ2016年秋
函館エリアで進行中の再開発・建設計画・街づくり事業の中から、JR函館駅前・大門そして函館市西部地区から大手町に分類して再開発や建設計画の情報をまとめます。
JR函館駅前・大門
函館駅前市有地の整備
- JR函館駅横の市有地の開発
- プロポーサル審査の結果、一部修正を条件に担当事業者が大和ハウスに。その後修正要求に対応した提案を受けて概ね適切と判断された模様
- 13階建て300室のホテル、別棟の店舗棟を建設。専用駐車場を備える
- 2019年6月開業を予定。報道によると函館市と大和ハウスは事業協定を締結の上で2017年10月にも工事着手とのこと
- この市有地については2014年5月にペシェ・ミニョンによる計画が中止になっていた
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- 駅前市有地整備 大和ハウス工業の推薦決定/函館新聞 2016/10/9
- 函館市の駅前市有地整備/大和ハウスを特定/ホテル、商業施設など提案/建設通信新聞 2016/9/6
- 函館駅前市有地等整備事業/函館市
- 函館駅前整備、菓子工場 事業中止/函館新聞 2014/5/30
若松埠頭整備
整備予定地の摩周丸付近。左・2015年10月撮影/右・2016年9月撮影
- 若松埠頭・摩周丸の外側に、12万トンクラス大型旅客船を想定した水深10m・延長360mの岸壁を整備
- 摩周丸と並べて係留するレイアウトを検討
- 乗客のための桟橋設備を新設
- 国の2016年度第二次補正予算で6.3億円の調査・設計予算が計上された
- 2018年夏から秋を目標にしていると判明(2017年6月時点)
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- 函館港若松地区の旅客船岸壁が年度内に準備工着手の可能性/北海道建設新聞 2016/10/15
- 若松埠頭整備に6億3000万円 国の補正予算で調査・設計費/函館新聞 2016/10/12
- 若松埠頭12万トン級想定 摩周丸と並んで係留/函館新聞 2016/9/21
- 函館市が若松地区にクルーズ船用新岸壁を構想-計画変更へ準備/北海道建設新聞 2016/9/20
キラリス函館
- 旧WAKOビル建替えで誕生した新ビル。1階の商業フロアが7月に暫定開業済み。函館初登場のカフェや人気店が入居
- 地上16階地下1階建て。地下1F~地上2Fに商業フロア、3F・4Fが函館市運営の「はこだてキッズプラザ」と「はこだてみらい館」
- 5F以上はマンション(完売)
- 「はこだてみらい館」「はこだてキッズプラザ」は2016/10/15オープン済み。集客面で苦戦が伝えられていた
- 残る2階と地下1階の商業スペースは2017年3月のオープン予定だったが、テナントが決まらず7月以降に延期された(3/16道新報道)
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- キラリス函館公式ウェブサイト
- 函館駅前ビルにハイテク施設/NHK北海道 2016/10/11
「公開された2つの施設は、15日にオープンすることになっていて、「キラリス函館」はその後、マンション部分も整備され、来年3月中旬に完成する予定です」 - キッズスタジアム、来月からキラリスで再スタート/函館新聞 2016/9/20
- にぎわい創出に期待感 キラリス1階開業/函館新聞 2016/7/30
- 函館駅前再開発ビル 完成半年遅れ/函館新聞 2015/6/5
基礎のくい打ち工事難航などで当初の予定から半年遅れていた
函館駅前通りのリニューアル
- 函館市中心市街地活性化基本計画の一環で2018年度完了の予定
- 電線地中化工事、電柱撤去、照明柱、街路樹の整備など歩道を含むデザインの大幅な見直し
- 策定済みの「中心市街地トータルデザイン」に基づく(2015年グッドデザイン賞を受賞した函館駅前電停もこのデザイン指針に沿っている)
- 2015年8月・9月には長年親しまれたアーケード屋根の撤去(函館フォトアーカイブ)が行われた
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- 駅前通整備方針 緑豊かで風格ある通り/函館新聞 2016/2/12
- 電線地中化へ共同溝 函館開建/函館新聞 2015/11/13
- 函館開建が函館駅前電線共同溝の初弾を近く公告 北海道建設新聞 2015/8/24
- 函館駅前共同溝情報ドットコム
株式会社高木組による工事情報のウェブサイト
はこだてグリーンプラザ整備
- はこだてグリーンプラザのリニューアル事業
- 整備計画案の資料が開示に、パブリックコメント実施中(2017/3/24まで)
- 策定済みの「中心市街地トータルデザイン(函館市)」に基づくと思われる
大門・高砂通り沿いに大型商業施設の建設計画
- 函館市の野村不動産による計画。2015年11月に函館新聞による報道(その後まだ関連報道は見当たらず)
- 場所は高砂通り沿い、大門横丁の向かい並び
- 6階建てを想定、ホテル、飲食店、物販店入居。案内所を設置し海外客の回遊拠点を狙う
- 報道では首都圏や京都でニーズ調査が行われており、2017年春を目処に建設着手、2018年4月の開業を目指すとされていた
- 追記2017/5/26:候補地と思われる土地をユニゾホールディングスが取得、2019年夏に低価格帯ビジネスホテル280室を開業の道新による報道。東京の民間事業者を介して2017/4/5付けで取得とのこと。この計画と関連があるかは不明。
その他
- 以前、高砂通りの大門寄りでイオン系(マックスバリュー?)のスーパー建設の話があったような
西部地区・ベイエリア、大手町から函館山方面
大手町の新ホテル「函館センチュリーマリーナホテル(仮称)」建設
- JR函館駅・函館朝市と函館国際ホテルの中間あたりに大型ホテルの建設計画
- 現地の建設計画看板にて確認。場所は大手町ハウスの向かいあたり
- 建設計画イラストによると函館山方向を背にする横長の建物になる模様
- 2017年2月の報道では、計画を変更して15階建て290室。敷地も当初計画より拡大
- 2017年5月着工予定、開業は2018年秋を予定とのこと
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- 札幌国際観光がJR函館駅付近に大型ホテル-今秋着工目指す 北海道建設新聞 2016/6/22
- 札幌国際観光、新設ホテルさらに大型化、15階290室に 函館新聞 2017/2/12
- 札幌国際観光が運営するセンチュリーロイヤルホテルのウェブサイト
函館国際ホテル13階建て新館増築へ
- 函館新聞にて2016/9/9に報道。購読者限定にて記事見出しのみ
- 2016年8月25日より運営がマイステイズ・ホテル・マネジメントに変更となっていた
ホテルニューハコダテ・旧西波止場美術館リニューアル
- 長く閉鎖されていたホテルニューハコダテと旧西波止場美術館がリニューアルしてオープン予定
- リノベーションを手掛ける京王電鉄グループのリビタへ賃貸の上リノベーションを行い開業する計画
- 報道によると「150人程度が収容できる規模とし、1―2人用の個室やグループで宿泊できる広い部屋を備える/飲食店やイベントスペースの場も設ける」とのこと
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十字街の電線地中化工事
- 2017年度着工予定
- 函館駅交差点から十字街にかけての約1.2km
- 電柱の撤去を含む歩道のリニューアルも行われる
- 関連:函館開建が函館・十字街の国道1.2kmで電線地中化-17年度着工/北海道建設新聞 2016/8/1
ベイエリア岸壁改修工事
- スターバックス函館ベイサイド店から旧桟橋までの岸壁の改修工事
- 工事期間は2017年度から2019年度まで
- ガーデンシティ構想の一環
- 関連:末広地区を港湾緑地化/函館新聞 2016/2/19
その他の再開発・建設計画情報まとめ2016年秋
個別の再開発や建設計画の情報については地区別にざっくり分けて記事にしています。