お餅かと思ったら「ういろう」でした@六花亭「水無月」【週甘】

何気に六花亭比率高めの今日この頃。六花亭といえば、毎月その月にしか販売しない商品があるんですよね。三重県の「赤福」が販売する「朔日餅」(ついたちもち)みたいですなー。なにはともあれ、ひっそりと毎月楽しみにしちゃっておりまして、機会を見つけては購入しているんです。

初夏の北海道6月のお菓子は「水無月」。このお菓子は京都で古くから食べられている和菓子のようで、氷を形どったシャープな三角形のういろうに、小豆が乗せられたもの。1年の折り返しである6月30日に催されてきた「夏越の祓え」という無病息災を祈願する祭事の時に食べられてきたのだとか。

というわけで、見た目。

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小豆満載です。で、私ってば買う時にてっきりういろうじゃなく、「お餅」だと思って買ったんですよ。事務所に持って行ったんですけど、mastaには「今月の六花亭のお菓子で、お餅みたいですよ」って渡したんですよねw

20120602b.JPG 真っ白な餅状の塊の上にところ狭しと小豆が乗せられておりまする。

伝統的なお菓子ではありますが、ちょっと地味ですね~。

しかも「餅」だと思って口に入れたので、噛んでみたら「餅じゃなくういろうだった」わけで、びっくりデス。

個人的にはういろうは大好きなので、全然ありなんですが、ういろうビギナーの方には厳しいかもしれません。しかし、ういろうにしては、ちょっと小麦粉分が多めというか、粘りが足らないアッサリとした印象です。

小豆は相変わらず、さすが帯広発祥と言わざるを得ません。まめまめしさとシッカリとした味にこだわりを感じます。

甘すぎず、まさに暑気払いに丁度よさそうなお味。

六花亭のういろうを食べていたら、名古屋名物のういろうがしっかりと食べたくなりました。その代わりに、夕食で食べたのが名古屋のスペシャルB級グルメ「あんかけスパ」で有名な「ヨコイのソース」を使った「あんかけスパ」でしたw名古屋めしは最近メジャーとなってまして、函館市内でも「赤から」さんなどで赤味噌料理を楽しむことができるようですが、この「あんかけスパ(あんかけパスタではない)」は未だに名古屋ローカルなんだとか(関連記事:ALL about 名古屋)。名古屋には不思議がいっぱいですね!

おっと、肝心のパッケージ画像を忘れていました。冷蔵庫で冷やして食べたので、ちょっと水滴が内側についておりますが・・・

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あっさりして美味しかったです。でも、次回こそは洋菓子的スウィ~ツを!

■水無月@320円/六花亭